義務教育の小学校や中学校とは異なり、高校や大学は自由に進学を決めることができる学校です。
女性は家の中で家事をしながら男性を支えていればいいと考えられていた時代は、女性に求められるのは家事や育児の能力がほとんどだったので、特に進学しなくても生活できていました。
子沢山な家族が多く、男性は進学させられても女性は進学させられないという状況もありました。

しかし、近年は男女平等社会の思想が浸透し、女性も学校を出たら働くのが普通の時代になりました。
そうなると、男性同様に仕事をしたい女性たちは大学に進学する人が急増し、就職するための知識や技術などを学ぶようになりました。
特に、女性は男性に比べて出産などで仕事面などでも男性に比べて不利な点が多いため、男性と肩を並べて働くためには大学などできちんと学ぶ必要があったのです。
しかし、全体的な女性の大学進学率はアップしていますが、男性や海外の女性たちに比べるとまだまだ低いと言わざるを得ません。
また、仕事に集中したい女子などは４年制大学より、自分が就きたい仕事に特化した短大や専門学校に進学することも多く、それが逆に４年制大学の進学率を下げているという状況もあります。
何も目標のないままに大学へ進学した場合を除けば、大学へ進学するときに選んだ専攻科によって就ける仕事も変わってくるので、就職活動の一環という目標を持って大学へ進学する場合は、自分が就きたい仕事がどういった知識や技術を必要とするのかをよく確かめましょう。
その上で、その就きたい仕事に必要な知識や技術の学べる大学を選考していくことが大切です。

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