男尊女卑の考えが浸透していた頃は女性に学問は必要ないと言われ、義務教育を終了したらそのまま花嫁修業を行って結婚するという流れが多かったです。
よほど頭のいい優秀な女性で仕事をしたい人は、看護師や教師などの道に進むために大学へ進学する人もいました。
しかし、子供がたくさんいた時代であったため進学できる女性はほんの一握り程度だったと言われています。
外で働くことが常識といわれていた男性の方を大学に進学させると、女性まで進学させる余裕のある家庭も少なかったのです。

1970年ごろより男女平等が叫ばれ、男女が同じ職場で同じような仕事に就くことができるようになると、今までは家で家族を守ることだけを仕事としていた女性たちが次々と社会に進出するようになりました。
今では男性も女性も高校や大学を卒業したらそのまま就職活動を行い、働く女性たちが増えています。
そうしているうちに、女性たちも男性同様、働きたい仕事が出てき始め、女性の仕事に対する目標も多種多様になってきています。
今までは漠然と勉強していた女性たちも、自分が働きたい職業という目標に向かって勉強する意欲が増え、今大学ではそういった女性たちの多種多様な目標を達成させるための教育へと変わってきています。
日本での女性の大学進学率は格段にアップしましたが、世界の女性たちの大学進学率から見ても、日本男性の大学進学率と比較してもまだ低いと言わざるを得ません。
この格差を打開し、仕事に関して優秀な女性を育て上げるためにも、日本の大学、日本の政治経済はもっともっと努力していく必要があると言えます。
その為にも、国民がきちんと現状を理解して世論を動かしていきましょう。(参考サイト:女性の大学進学率調査チーム

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